2019年度「店キャン」が行われました。

去る11月19日に、長年続けられている本年度の「正しい表示店頭キャンペーン」が行われました。
これは、公益社団法人・全国家庭電気製品公正取引協議会(略して「家電公取協」といいます )が実施しているものです。

この活動は、小売業表示規約の目的である「消費者の適正な商品選択と公正な競争秩序を確保」するため、小売業部会都道府県支部が行政庁(都道府県の景品表示法担当窓口)の協力を得て、当該地区における家電小売業者が配布するチラシ及び店頭での表示状況を把握し、小売業表示規約の普及・啓発と違反の未然防止を図ることをためのものです。
参加したメンバーは小売部会より6名、製造業部会より6名、行政より3名、消費者代表6名の計21名でコジマ、ケーズ、ヤマダの3法人の6店舗を訪問して店頭表示の確認をおこないました。


実施状況
〇各調査店舗においては、どの店舗も協力的で調査はやりやすい状況が、ここ2~3年続いています。
〇店頭表示も分かりやすい表になっているものの多かったですが、「期間限定」価格に期間未記載も見受けられ、紛らわしい表示の店舗も存在しました。
〇価格表示は「すべて本部一括指示のもと表示しているもので、現場単位での表示修正などはしていない」との事でしたが、誤解を招く表示については現場責任者の判断で修正できたほうがいいのではないかと思いました。
〇一時期と比べ比較にならないほど店頭プライスは分かりやすいものに変わりつつあり、消費者にとっては買い物もしやすいのではないかと感じました。
〇前回もそうでしたが、訪問店舗の状況をみて、「この店で買いもしたいと」言った消費者の声も聞かれました。